珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。 by 横浜のVienna Acousticsファン

忘年登山@足利

11月の最終土曜日は、栃木県の足利での忘年登山でした。メンバー男女6名で、好天の下、晩秋の低山を楽しんできました。冬の栃木には冷え込むイメージがありますが、この日は風も弱く、終日穏やかな天候でした。私は今回、東京から車に乗せてもらって移動しましたが、東武線を使う選択肢もありました。2014年の2月、竜舞のシャコンヌでPhilewebコミュニティのイベントに、東武線を乗り継いで向かったことを思い出しました。足利は栃木県、竜舞は群馬県ですが、横浜から見れば誤差範囲で同じ地域のように思えます。

 

足利市駅のすぐそばを流れるのは、渡良瀬川です。空の青さを映す川面が綺麗でした。写真の渡良瀬橋は、森高千里の歌でも知られています。我々はその隣の橋を渡って、登山口のある足利織姫神社に向かいました。

 

 

登山口に辿り着く前に、まずはこの足利織姫神社の階段を登らねばなりません。ここには縁結びの神様が祀られています。同じ縁結びの神社、京都の下鴨神社を訪れたのは、10年前になります。時が経つのは早いです。

 

 

高度を上げると足利の街並みが見えてきました。不自然に木が少なくなっているのは、数年前の山火事が原因です。火の出どころは登山客だったようです。我々も神社の入口では消防署の方に注意を促されました。

 

 

この日は周囲の山々の展望も素晴らしかったです。富士山も見えてましたが逆光でしたの割愛します。日光の方面の男体山、太郎山、女峰山、奥白根山などが見えました。奥白根はすっかり雪化粧してましたが、男体山はまだのようでした。

 

 

この日の歩程は縦走コースでアップダウンの繰り返しとなりました。ただし最高峰の天狗山でも標高260mありません。足利が内陸にあることを考えると、関東平野が如何に平であるか、が分かります。

 

 

足利市街を見下ろします。ちなみに足利市の人口は約14万人で、栃木県内では第4位だそうです。歩程中の所々でこのような見晴らしのいい景色を楽しみました。山の良さは標高では決まりません。

 

 

浅間山も終始、よく見えていました。存在感のある山です。うっすらと雪化粧が見えますが、さほどではありませんでした。足利と高崎の標高はほぼ同じです。そこから一気に軽井沢、浅間山へと標高が上がります。

 

 

街に下りてきてしばらく歩いていると、「渡良瀬橋」の歌詞に出で来る電話ボックスがありました。歌詞の中で主人公がこのボックスの受話器をとります。今時、電話ボックスの需要はほぼ無いと思われますが、いわゆる聖地として残っていくのでしょうか?

 

 

両毛線の踏切でレンズを向けていると運転士さんが汽笛(警笛)を鳴らしてくれました。警告ではなくサービスだったと思いたいです。両毛線と言えば、にらさん(高崎)、くーちゃん3003さん(宇都宮)のオフ会を梯子したことが思い出されます。

 

 

忘年会の場所は大鳥居でした。時間に余裕があったので「宝湯」で汗を流して、カジュアルなイタリアンレストラン「ルーチェ」へ。白ワインと共に、兵庫県産の生ガキ、ピザ、カルパッチョ等をいただきました。この日の振り返り、1年の振り返りで時間があっという間に経過しました。皆さん、楽しい1日をありがとうございました。年内、大阪方面の登山が控えています。それが今年の登り納めとなる予定です。