幌尻岳登山後、もう1日だけ北海道に滞在して、新十津川、三笠、美瑛、旭川と回ってきました。7月には帯広で38℃越えなんてニュースもあって心配でしたが、杞憂に終わりました。滞在時は30度未満で、湿度も低く過ごしやすかったです。幌尻岳の入口の町、新冠と言えばサラブレッドの故郷ですね。広大な牧場に放牧された馬を沢山見かけました。あと意外だったのは、新冠がレコードの街であることです。36万枚のレコードを保有する町営の「レ・コード館」があります。1997年スタートだそうで、それなりに歴史を重ねています。

9日の宿泊先は札幌から旭川に向かう途中にある新十津川町でした。何故、新が付くのか不思議だったのですが、明治時代に奈良県十津川村の人が入植したことが理由だそうです。札幌近くにある北広島も同じ理由(広島からの入植)と聞きました。宿泊先は「グリーンパークしんとつかわ」でした。山で質素な食事が続いたこともあり、質量共に充実していた食事が嬉しかったです。夕飯では北海道の地酒も楽しみました。増毛町の国稀(くにまれ)が美味しかったです。

翌10日、三笠にある山崎ワイナリーを訪れました。本来平日は休みなのですが、お盆のこの時期は特別営業とのことで、連日オープンとなっていました。このところ旅行先で日本酒ばかり調達していたこともあり、今回のお土産は白ワイン(2024年のソーヴィニヨンブラン)にしました。三笠、芦別、夕張等、嘗て炭鉱で栄えた市は人口減少が著しいです。新たな産業が育って、今までとは異なる発信がなされることを期待しています。

三笠から芦別を経て、美瑛に向かいました。美瑛や富良野は広大な丘が広がり、いかのも北海道らしい風景が広がる人気エリアです。流石にラベンダーの時期は終わっていましたが、将来の旅行の予習を兼ねてリクエストしました。ケン&メリーの木は、70年代のスカイラインのCMで有名になりました。もっとも当時、私は小学校低学年で、特別の車好きでもなかったので、映像の記憶は全くありません。仲良く並ぶ2本のポプラの木は、確かにケン&メリーを象徴していました。

大雪山、トムラウシ、十勝岳と北海道の有名な山々を遠望できるところも、美瑛の魅力です。20年ほど前に十勝岳は登りましたが、大雪山(旭岳)とトムラウシは宿題のままとなっています。今回難敵の幌尻岳をクリアしましたので、気分的には楽です。

旭川入りの目的の一つが旭川ラーメンでした。向かったのは「ラーメン宝龍」です。同行の友人は、この6月にも北海道に来ていてリピートでの訪問でした。それだけお薦めだったということです。私自身はご当地ラーメンマニアでも何でもなく、旭川ラーメンの定義を知っているわけではありません。何となく醤油のイメージがあったのですが、メニューには塩も味噌もありました。私が選んだのは醤油チャーシューメンです。見た目は濃いですが、魚系と鶏系の出汁が効いたスッキリとしたスープでした。歯応えのある麺とたっぷりのチャーシューに大満足。完食しました。

ラーメンでお腹を満たした後は、旭川市内の道の駅に寄ってお土産を調達、さらに歴史のある旭橋(石狩川にかかっています)を見物し、最後に108年の歴史を持つ、アイヌ記念館に寄りました。アイヌの先住民の住居があった場所が、そのまま記念館になっています。北海道の市町の名称には、アイヌ語の読みに漢字を当てるパターン(札幌、苫小牧など)、意訳して漢字を当てるパターン(旭川、滝川など)があります。旭川は日が昇る川から来ているそうです。記念館を出て、旭川近郊のソフトクリーム屋さんに寄って、新千歳空港へ向かいました。

羽田行がANAの最終便だったので、新千歳空港内の温泉に付属する食堂で夕飯にしました。無性にカレーが食べたくなって、野菜カレーにしました。登場まで少々時間があったので生ビールでお疲れ様の乾杯をしたのですが、食事中、飛行機が遅れそうとの情報が入りました。終電が無くなってしまうので焦りました。何とか早い便(AirDOとの共同便)の空席が見つかり変更できたのですが、結果としてはギリギリ終電を逃すこととなりました。それでも翌日には、蒲田から自宅までのタクシー代を補償していただきました。迅速に対応にいただいたAirDOさんに感謝です。






































