珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。 by 横浜のVienna Acousticsファン

アフター登山@北海道

幌尻岳登山後、もう1日だけ北海道に滞在して、新十津川、三笠、美瑛、旭川と回ってきました。7月には帯広で38℃越えなんてニュースもあって心配でしたが、杞憂に終わりました。滞在時は30度未満で、湿度も低く過ごしやすかったです。幌尻岳の入口の町、新冠と言えばサラブレッドの故郷ですね。広大な牧場に放牧された馬を沢山見かけました。あと意外だったのは、新冠がレコードの街であることです。36万枚のレコードを保有する町営の「レ・コード館」があります。1997年スタートだそうで、それなりに歴史を重ねています。

 

 

9日の宿泊先は札幌から旭川に向かう途中にある新十津川町でした。何故、新が付くのか不思議だったのですが、明治時代に奈良県十津川村の人が入植したことが理由だそうです。札幌近くにある北広島も同じ理由(広島からの入植)と聞きました。宿泊先は「グリーンパークしんとつかわ」でした。山で質素な食事が続いたこともあり、質量共に充実していた食事が嬉しかったです。夕飯では北海道の地酒も楽しみました。増毛町の国稀(くにまれ)が美味しかったです。

 

 

翌10日、三笠にある山崎ワイナリーを訪れました。本来平日は休みなのですが、お盆のこの時期は特別営業とのことで、連日オープンとなっていました。このところ旅行先で日本酒ばかり調達していたこともあり、今回のお土産は白ワイン(2024年のソーヴィニヨンブラン)にしました。三笠、芦別、夕張等、嘗て炭鉱で栄えた市は人口減少が著しいです。新たな産業が育って、今までとは異なる発信がなされることを期待しています。

 

 

三笠から芦別を経て、美瑛に向かいました。美瑛や富良野は広大な丘が広がり、いかのも北海道らしい風景が広がる人気エリアです。流石にラベンダーの時期は終わっていましたが、将来の旅行の予習を兼ねてリクエストしました。ケン&メリーの木は、70年代のスカイラインのCMで有名になりました。もっとも当時、私は小学校低学年で、特別の車好きでもなかったので、映像の記憶は全くありません。仲良く並ぶ2本のポプラの木は、確かにケン&メリーを象徴していました。

 

 

大雪山、トムラウシ、十勝岳と北海道の有名な山々を遠望できるところも、美瑛の魅力です。20年ほど前に十勝岳は登りましたが、大雪山(旭岳)とトムラウシは宿題のままとなっています。今回難敵の幌尻岳をクリアしましたので、気分的には楽です。

 

 

旭川入りの目的の一つが旭川ラーメンでした。向かったのは「ラーメン宝龍」です。同行の友人は、この6月にも北海道に来ていてリピートでの訪問でした。それだけお薦めだったということです。私自身はご当地ラーメンマニアでも何でもなく、旭川ラーメンの定義を知っているわけではありません。何となく醤油のイメージがあったのですが、メニューには塩も味噌もありました。私が選んだのは醤油チャーシューメンです。見た目は濃いですが、魚系と鶏系の出汁が効いたスッキリとしたスープでした。歯応えのある麺とたっぷりのチャーシューに大満足。完食しました。

 

 

ラーメンでお腹を満たした後は、旭川市内の道の駅に寄ってお土産を調達、さらに歴史のある旭橋(石狩川にかかっています)を見物し、最後に108年の歴史を持つ、アイヌ記念館に寄りました。アイヌの先住民の住居があった場所が、そのまま記念館になっています。北海道の市町の名称には、アイヌ語の読みに漢字を当てるパターン(札幌、苫小牧など)、意訳して漢字を当てるパターン(旭川、滝川など)があります。旭川は日が昇る川から来ているそうです。記念館を出て、旭川近郊のソフトクリーム屋さんに寄って、新千歳空港へ向かいました。

 

 

羽田行がANAの最終便だったので、新千歳空港内の温泉に付属する食堂で夕飯にしました。無性にカレーが食べたくなって、野菜カレーにしました。登場まで少々時間があったので生ビールでお疲れ様の乾杯をしたのですが、食事中、飛行機が遅れそうとの情報が入りました。終電が無くなってしまうので焦りました。何とか早い便(AirDOとの共同便)の空席が見つかり変更できたのですが、結果としてはギリギリ終電を逃すこととなりました。それでも翌日には、蒲田から自宅までのタクシー代を補償していただきました。迅速に対応にいただいたAirDOさんに感謝です。

 

 

幌尻岳(北海道)

8月6日から10日にかけて北海道に行ってきました。目的は日高山脈の最高峰、日本百名山の幌尻岳(ぽろしりだけ)です。メンバーは東京、群馬、北海道、福岡、神奈川から集まった男女5名です。うち男性3名は大学時代の登山サークル仲間で、女性2名はここ1年の登山企画で知り合った方々でした。幌尻岳は百名山の中で最もアクセスしづらいと言われています。6日は移動にあて、新千歳空港から襟裳岬の手前の浦河町に入りました。7日からの3日間のうち、2日間は長時間の林道歩きとなりました。実際に歩いてみて、幌尻岳の奥深さを実感した次第です。

 

イドンナップ山荘まで車で移動し、登山の拠点となる新冠ポロシリ山荘まで約18kmの林道をひたすら歩きました。林道そのものは北海道電力が管理しています。あくまでもダムの管理目的の作業道で、一般車は入れません。

 

 

3日間お世話になった新冠ポロシリ山荘です。滞在が平日だったこともあり、ほぼ貸し切り状態となりました。前週の天気予報は雨続きだったのですが、山頂を目指す8日は朝から青空が広がりました。小屋の右奥に幌尻岳のピークが見えています。

 

 

序盤は沢沿いの道を進みまました。40分ほど歩くと一番の難所である渡渉です。山岳会が配置した飛び石を利用して渡ります。飛び石が無い場所で、川底に足を置きましたが、水の高さは踝程度で済みました。

 

 

渡渉を終えたら今度は急登です。新冠ポロシリ山荘と山頂の標高差は、約1200mほどあります。直線上にルートがついているため、順調に高度を稼ぐことができました。やがて樹木が低くなり始め、森林限界を予感させました。

 

 

森林限界を越えたところで、鹿を見つけました。日高と言えば、まずはヒグマを連想しますが、幸い遭遇はありませんでした。熊除けの鈴が効いたのでしょうか。鹿以外にもキツネ、リスと本州の山ではなかなか巡り合えない動物に会えました。

 

 

幌尻岳の標高は2052mと、本州の名山に比べて低いです。それでも緯度が高いので2000m付近は森林限界を越え、アルペンムードが広がります。当然、高山植物は豊富です。イワギキョウ、チングルマ等がお花畑に広がっていました。

 

 

幌尻岳山頂に到着です。残念ながらガスで展望は今一つでしたが、登れたことに感謝あるのみです。メンバーの1名が、この幌尻岳で日本百名山制覇となり、皆さんで祝福しました。ちなみに私は今回で67座目です。のんびり参りたいと思います。

 

 

幌尻岳から北に連なる山々です。ガスが少しだけとれたタイミングで撮りました。ヒグマの出現確率が上がるこの方面に足を延ばす人は少ないようです。

 

 

下山を始めた頃、既に下の方で雷がゴロゴロと鳴っていました。典型的な夕立パターンが予想されたので先を急ぎました。案の定、渡渉前に激しい夕立となりました。実際、川は濁り、流れも速くなっていました。無事渡り切って、小屋に駆け込みました。

 

 

終わってみればあっという間の幌尻岳登山でした。行く前の天気予報が最悪でしたので、無事登って帰ってこれてホッとしています。お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。パーティー解散後、もう1日、北海道に滞在しました。番外編として次の記事にてアップします。

SP、カートリッジ試聴、イタリアン会食

連日の猛暑が続いている横浜です。さて、7月23日、25日、いつもお世話になっているダイナミックオーディオの3Fにて、オーディオ機器の試聴をしてきました。スピーカー、カートリッジ、フォノイコライザーの更新を考えています。ここ数年を振り返るとバベル導入に代表される振動対策、MFPCの更新によるデジタルの増強に力を入れてきました。デジタルとアナログの切磋琢磨を掲げつつも、なかなかアナログに投資できていませんでした。またオーディオライフの残り時間から逆算して、SP更新するならそろそろ・・・という想いもありました。

 

SPは現在と同様にウィーンアコースティックを考えています。導入して16年経過して、すっかり同社のSPの音に耳が慣れました。同社はあまりSPのモデルチェンジをしませんが、現在使用しているT-3GBの後継機種、Beethoven Baby Grand Referenceを検討しています。同SPがリリースされたのはコロナ前のインターナショナルオーディオショウでした。早いものでもう6年が経過してしまいました。拙宅のオーディオ部屋は8畳で、SPのサイズとしてはこのSPがほぼ上限と思われます。サイズはほとんど同じですので、まずは現行のSP位置を踏襲するつもりでいます。

 

 

カートリッジは光カートリッジとMCカートリッジの2択です。このところオフ会で光カートリッジを聴く機会があり、情報量の多さに加えて力感もあって、好ましい印象を持っていました。今回試聴したのは中堅クラスのDS W3カートリッジとフォノイコライザーです。先の山下町のレコード持ち寄りの会で、横浜のMさんが同じカートリッジを使用されていました。

 

 

MCカートリッジとフォノイコライザーはフェーズメーションです。いずれも現在使っている機種からのアップグレードになります。3月の神奈川オーディオクラブでのレコード鑑賞会にてPP-2000、PP-5000の比較がありました。予算的にPP-5000には手が出ませんが、PP-2000も十分に良かったので候補としました。

 

 

合わせるフォノイコライザーの候補は2機種です。LR分離方式のEA-550および単体のEA-350です。私が使っているEA-3Ⅱからのグレードアップとなります。

 

 

2日間に亘って同じレコードを比較してききましたが、耳に慣れたフェーズメーションの音がしっくりきました。PP-2000となって情報量は上がりますが、煩くなることもなく、しなやかさもあります。特にフォノイコライザーをEA-550との組み合わせがベストでした。耳タコの竹内まりや「五線紙」のバックのコーラスの浮遊感、存在感に感心しました。この手の比較では、まず上位機種に軍配が上がりますね。とはいえ、フォノイコライザーまで一気にとなると資金繰りにも影響します。冷静になって、まずはPP-2000のみ導入というプランを描いています。

 

昨日(8月2日)、merryさん、Harubaruさん、中年組の高倉健さんの4名で会食を持ちました。場所は新横浜のイタリアン、アマルフィイ ノベッロです。皆さんとは個々にはお会いする機会がありましたが、4人揃うのは10年ぶりです。最初にこのメンバーで飲み会をしたのが2015年です。10年一昔と言いますが、あっという間の10年でした。世代的には私のみが8年ほど後輩ですが、趣味つながりで、かつ皆さん気さくな方々ですので、ギャップは感じません。ワインが進み、オーディオ談義、近況、昔話の花を咲かせました。皆さん、ありがとうございました。

 

 

Eさん宅再訪

先の3連休の初日(7月19日)、横浜のEさんのお宅を再訪しました。6月の訪問では音楽鑑賞のみだったのですが、LotusRootsさんと中年組の高倉健さんが7月に訪問する話題が出て、夜付きでお誘いいただきました。日程に問題が無かったので喜んで参加しました。前日に横浜方面の梅雨が明けたこともあって、かなりの暑さとなりました。阪東橋からEさんのマンションまでは長い階段を登らねばなりません。バスで向かうことも考えたのですが、運動兼ねて徒歩を選びました。蒔田からバスでお越しのお二人と合流していざ、オフ会スタートです。

 

今回、初めての訪問となるLotus Rootsさん、中年組の高倉健さんにセンターポジションを譲り、私は基本システムの右奥から聴かせていただきました。前回から基本システムは変わっていませんが、アナログプレイヤーがビクターVictor TT-81 CL-P2からヤマハGT-200Lに代わっていました。アナログプレイヤー、カートリッジ、リスポジ、ボリュームの違いがあるので、一概には言えませんが、私としては今回のサウンドの方が、音の厚みがあって好みでした。前回も聴かせていただいたダウンタウンブギウギの特別レコード、タイトで推しの強いドラムが印象に残りました。

 

 

今回の披露いただいたヤマハのGT-2000Lです。筐体はウォールナット仕上げとなっています。過去のオフ会で黒色塗装GT-2000のを聴く機会がありました。K&Kさんデーンちゃんさん訪問が思い出されます。K&Kさんはビクターのアナログプレイヤーもお持ちでしたから、Eさんと共通します。

 

 

カートリッジはピカリングXV-15/625Eでした。MMカートリッジです。名前は聞いたことがありますが、実際に音を聴かせていただくのは初めてだったかも知れません。アメリカのメーカーですが、現在は生産していません。オフ会の最後でデノンのDL-103に変えたのですが、低音の引き締まった感じでピカリングの方が望ましいと感じました。

 

 

各自の持ち込み音源は、デジタルで聴きました。私は事前に、荒井由美「魔法の鏡」、「ルパン三世エンディング」、ジュリー・ロンドン「The thrill is gone」をEさんに送信しておきました。Volumioで再生する関係で、ALAC形式に変換する必要があったようです。LotusRootsさんのCD、中年組の高倉健さんのSACDは、OPPOのBlu-rayディスクプレイヤーUDP-203での再生となりました。ソウルノートのDAC D-1N、マッキントッシュのプリアンプC49は共通です。私の持ち込み音源は、前方センターでシステムと対峙して聴き入りました。音の張り出しが左右のみならず上下にも広く、十分に堪能いたしました。

 

 

約3時間、終始リラックスした雰囲気で進行しました。冒頭から中年組の高倉健さんが音の良さに感心されていました。量感がありながらも膨らむことのない低音、といったご感想がありました。Lotus Rootsさんは音の躍動感を上げられていました。特にJazz系の再生が良かったようです。実際、Eさんはジャズのライブハウスで録音し、システムの音作りに活かしています。私も前回のサウンドより、メリハリ、広がり共に増した印象を持ちました。終盤、Eさんから台湾のお酒(50度以上)とビールが振る舞われ、楽しい時間の締めくくりとなりました。

 

 

感想戦はバスで桜木町に出て、九州料理の「芋蔵」となりました。嬉しいのは飲み放題で様々な焼酎を自由に選べることです。一升瓶に取りつけられた蛇口をひねり注ぎます。乾杯のビールの後は、私も様々な銘柄を、お湯割り、水割り、ロックでいただきました。横浜に住んでいても、なかなか桜木町で飲む機会は多くありません。いいお店を紹介いただき、ありがとうございました。

 

 

感想戦のスタートが5時過ぎだったこともあり、感想戦中の間も外は明るかったのですが、帰路に就く頃にはすっかり暗くなっていました。翌日が参議院選挙だったこともあり、桜木町駅前では参政党の街頭演説が熱を帯びていました。Eさんと中年組の高倉健さんは2次会に行かれたようです。Eさん、LotusRootsさん、中年組の高倉健さん、楽しい夏の午後のひと時を、ありがとうございました。Eさん、涼しくなった10月頃、是非拙宅にもお越しください。

 

MFPC近況

横浜方面は梅雨が明けて、連日の暑さとなっています。結局、梅雨明けは例年通りの時期となりました。さて、最近MFPCを更新したので近況を報告します。これまでIntel N100搭載したPCを使用していましたが、それを下取りに出して、新たにAMD Ryzenを搭載したMini PCを導入しました。MFPCのユーザーには、Harubaruさんやgenmiさんのように、同じRyzenでも筐体の大きいPCを使われている方がいます。私としては、できればPCの筐体を小さくしたく、Ryzenを積んだMini PCの登場は朗報でした。

 

従来のN100のポジションに、そのままMini PC(写真左)が収まりました。隣の黒い筐体は入ったハードディスクで、こちらは引き続き使用しています。CPUこそ変わりましたが、OSはWindows11で使い方は全く変わりません。導入後、問題なく音が出ました。この1か月間、様々な音源を聴いてみました。個々の音の存在感、躍動感が増した印象です。ヴォーカルが前に出るようになりました。Mini PCには内蔵のSSDが1TBあります。手持ちの音源を入れ切るには足りませんが、HDDとの音の違いも気になるところです。こちらも時間をかけて聴き比べることにします。

 

 

ミニPCに付属のACアダプター単体でも十分いい音がするとのことだったのですが、より良くするために、Eco FlowのポータブルのバッテリーRIVER3を導入しました。このバッテリー、AC電源を取れます。元来はアウトドアや停電対策向けの製品のようです。まさかオーディオ目的で使うユーザーがいるとは、メーカーも思っていなかったでしょう。音痩せはなく、聴感上のノイズフロアも下がります。ちょうどPC回りのコンセントが不足していたこともあり、RIVER3は即、ラインナップ入りしました。

 

 

MFPCの再生ソフトRDP(Realm Discovry Player)のサイトが作られています。興味ある方は訪れてみて下さい。Analyzedフィルの再生の利点などが解説されています。デジタルの方は昨年で一段落と思っていましたが、終わりがありませんね。

真昼岳~玉川温泉(秋田)

7月に入って最初の週末、メンバー6名で秋田県の真昼岳、玉川温泉に行ってきました。秋田県を訪れるのはいつ以来でしょうか?1999年に百名山の鳥海山に登って以来だとすると、実に26年ぶりとなります。旅行や登山で岩手、宮城、山形、福島を訪れていますが、物理的距離が離れている秋田、青森はなかなか訪問の機会がありませんでした。残念ながら天候不十分で、真昼岳の展望はありませんでしたが、もう一つのメイン、玉川温泉が素晴らしい温泉でした。秋田の美味しいお米、料理、日本酒を満喫することができ、あらためて旅行先の候補に、秋田を選びたいと思いました。

 

真昼岳は奥羽山脈の山で、秋田県と岩手県の県境に位置します。標高は1059mと低いですが、緯度が高い上に、季節風の影響もあって森林限界が低いです。本来なら見事な展望が待っていたのですが、天候ばかりはコントロールできません。メンバーには昨年も雨天で登れなかった人もいて、気の毒でした。

 

 

真昼岳へのルートはいくつかありますが、我々は歩程が楽な、峰越登山口から入りました。今回ばかりは登山の醍醐味である眺望を諦め、いわゆるピークハントに徹しました。山頂の避難小屋には神社があり、各自お参りを済ませて、早々に下山しました。午前10時半くらいには登山口に戻ってしまいました。

 

 

美郷町から玉川温泉に向かう途中に田沢湖があります。今回は田沢湖そのものには寄りませんでしたが、秋田新幹線のおかげで立派になった田沢湖駅前の食堂でお昼にしました。美郷町からは、角館、横手、湯沢へアクセスできるので、観光スポットには事欠かない印象です。混雑は必至ですが、桜の季節の角館は是非、行ってみたいです。

 

玉川温泉はpH 1.2の強酸性で、日本一の酸性泉です。湯治の宿としても知られ、岩盤浴の施設や長期滞在用の棟もあります。大浴場はヒバで作られた風情のある空間でした。全部で11種類の浴槽があります。浴槽毎に濃度が調整されていて、源泉50%でも傷口がヒリヒリしました。少しずつ酸性の湯に体を慣らし、最後に源泉100%のお湯に入ってきました。旅館の食事はバイキング形式で、宿泊料金が低めに設定されているのも嬉しいポイントです。山に登っても決して体重が減らないのは、結局、食べてしまうからですが、今回もご多分にもれず沢山いただきました。

 

 

東京への帰路、再び美郷町に戻りました。美郷町は湧き水が豊富で、湧き水を組める場所が点在しています。寄ったのは六郷湧き水群のキャベコ清水です。各自、蛇口から供される湧き水を補給しました。水が美味しければ、当然、お米も美味しくなりますね。美郷町の住人は水道料金がかからない?とも聞きましたが、果たしてどうでしょうか?

 

 

美郷町の道の駅で、お土産&ランチタイムとしました。気になっていた、あきたこまち2kgを調達しました。勿論、横浜で購入するより安くです。他、野菜、横手の焼きそば、バター餅、田沢湖ビールなど調達しました。こちらの武将、ゆるキャラが入っていますが、東北地方で活躍した征夷大将軍、坂上田村麻呂です。久しぶりに名前を聞きました。

 

 

最後に、お隣の湯沢の味噌・醤油醸造蔵「石孫本店」によりました。創業は安政2年(1855年)だそうです。伝統的な製法に加えて、地元の米・大豆・小麦にも拘っています。売れ筋の味噌、醤油をそれぞれ購入して、早速、使い始めています。普段スーパーで調達して品とは、旨味が違います。紹介ありがとうございました。

 

 

初日のランチは稲庭うどんにしました。お米が美味しいせいか、天丼の天ぷらも美味しかったです。2日目のラインも、やはりご飯にしました。生姜焼きとお米も相性がいいです。豚の角煮もふわとろでした。玉川温泉の夕飯のお酒は「美酒の設計」にしました。同じ齋彌酒造店の「雪の芽舎」をお土産に買いました。

 

 

自宅に戻ったのは午後11時半でした。長距離を運転していただいた友人には、感謝あるのみです。お疲れ様でした。土日丸々48時間の秋田行脚は、ハードと言えばハードでしたが、充実の2日間となりました。

 

レコード持ち寄りの会@横浜

6月18日、横浜山下町で行われた、レコードを持ち寄る会に参加してきました。2023年の11月以来、約1年半ぶりです。Lotus Rootsさんのご都合が付かなかったのは残念でしたが、ホストの横浜のMさん、ベルウッドさん、unicornさん、いたちょうさん、当方の5名が集いました。まだ梅雨入りして間もない時期でしたが、青空が広がり、真夏を思わせる暑さでした。もっともスタートの午後2時から終了の午後7時過ぎまで、空調の効いた部屋で美味しいワインをいただきながらでしたので、酷暑とは無縁の時間を過ごしました。

 

 

先日のEさん訪問以降、みなとみらい、元町方面を訪れる機会が続きました。この日は平日でしたが、半日休暇にしました。午前休、午後休が取れるようになり、無駄に有給休暇を捨てることが減りました。暇開始まで少し余裕があったので、山下公園に寄ってみました。氷川丸、ホテルニューグランド、マリンタワーなどを眺めた後、会場に向かいました。私が一番乗りでした。既にMさんがリハーサルをされていたのですが、入口のドアを開けた段階でも十分魅力的な音が鳴っていたので期待が膨らみました。やがていたちょうさん、unicornさん、ベルウッドさんの順に集まりました。

 

 

オーディオシステムの奥は、広大なダイニングルームとキッチンとなっています。いきなりレコード鑑賞とはならず、まずは、キッチン周りでシャンパンとおつまみをいただきました。この流れは前回同様です。オフ会にも様々ありますが、非日常感という点では、この会が最たるオフ会でしょう。

 

 

個人的には光カートリッジの再生を楽しみにしていました。前回も同じ光カートリッジDS-W3を聴かせていただきましたが、今回はウエスギの光専用のフォノイコライザーU・Bros 220DSRを導入されています。最近久々に購入したステレオサウンド誌、同誌のオンライン記事を通じて、同機の評価が高いのは知っていました。とは言え、実際に聴かないことは何もわからないのもオーディオです。貴重な実聴の機会となりました。比較のためアナログリラックスのEX-1(MCカートリッジ)に切り替える場面もありましたが、多くの音源を光カートリッジで聴かせていただきました。

 

 

最下流のマッキントッシュのSP、XRT26です。こちらもすっかりMさんのシステムの顔といった感じがあります。私の中では、2018年のGerman Physiks友の会が初見だった記憶があります。組み合わせるもモノラルパワーアンプMC1000も変わっていませんが、個体には入れ替えがあったようです。

 

 

前回同様にMさんのレコード鑑賞から始まりました。過去のオフ会でCDで聴いたことのある音源が多かったように思います。写真以外にもMA Recordingsやイーグルスのスタジオライブ等がかかりました。オーディオ的にも、音楽的にも楽しめるような選曲でした。それら音源を全てレコードで揃えられているあたりに、Mさんのレコード愛を感じます。私自身は、アナログとデジタルどっちも追っていますが、Mさん曰く、アナログでしか出せない音があるとのことでした。

 

 

後半は各自の持ち寄りレコード鑑賞です。メンバーの好みが顕著に出るので楽しい企画です。私はいつも通り70年代邦楽シリーズとし、竹内まりや、八神純子、高田みづえを持参しました。感想戦で、Mさんは仕事で全盛期の彼女らの生の声を聴いてきたという、何とも羨ましいお話を伺いました。年齢を重ねた後のライブも勿論良さはありますが、当時聴かれた声の記憶は褪せないのでしょうね。いたちょうさんは、昨年、お邪魔した際に紹介いただいた浅川マキ、ご自身の趣味にも通じる津軽三味線のダイレクトカッティング盤を、持ち込まれました。

 

 

その後、ベテランのベルウッドさん、unicornさんの順番で続きました。持ち込み音源をかける順番も何となく、なるように決まるところが面白いです。前回は、クラシックを中心にご指摘もあった記憶がありますが、それはMさんにとっても発奮材料だったようです。今回は皆さん、音に納得し、音楽を楽しまれていた様子です。変化点としては、フォノイコライザーの違いが挙げられますが、光カートリッジのポテンシャルを引き出されたMさんの取り組みの成果だと思います。

 

 

前回と同じ光カートリッジとは思えないほど、音の差異を実感しました。空間の広がり、音の定位、そして音の濃さ、どれもが前回を上回っている印象を持ちました。Mさんのお言葉を借りれば「はじける音」となります。レコードに刻まれた音が迸るような感覚を持ちました。女性ヴォーカルは濃さより柔らかさではないか、という議論もでましたが、私は濃さも含めて心地よさを感じていました。U・Bros 220DSRの影響は大きいと思いましたが、Mさんのお使いのカートリッジは光、MCいずれもフラッグシップ品ではありません。やはり出し手の情熱だなと思い直しました。

 

感想戦は、前回と同じく中華街の「華錦飯店」でした。海鮮の美味しいお店で、オフ会とは別に家族で行ったこともあります。通算3回目になります。メンバーで最も若い私は、話題の豊富なベテランの皆さんの話を聞く側に回ってしまいがちですが、2時間あっという間に過ぎてしまいました。横浜のMさんをはじめ、皆様、楽しい半日をありがとうございました。